「みかん3kgって何個？自由研究みたいに調べたら驚きの結果に！」

みかん3kgって、いったい何個くらい入っているんだろう？
そんな素朴な疑問を「調べて、測って、考えて」自由研究のように楽しんでみました！
この記事では、実際に買って数えてみたリアルな結果や、計算方法、クイズ形式での学び方まで紹介。子どもと一緒に学べるネタとしてもおすすめです。算数・理科・家庭科にもつながる“みかん学習”を、ぜひ体験してみてください！

そもそも1個のみかんって何グラム？

家にあるみかんを測ってみよう

「みかん3kgで何個入り？」という疑問を解決するには、まず“みかん1個の重さ”を知ることが大切です。そこで、実際に家にあったみかんをキッチンスケールで測ってみました。

今回使ったのは、スーパーで購入した和歌山県産の温州みかん（Mサイズ）。1個ずつ測ってみたところ、重さはだいたい 110g前後 でした。中には100gを切るものもあれば、120g近いものもあり、少しばらつきがあることがわかります。

このように、みかんは見た目が似ていても重さは少しずつ違うのが普通。だからこそ「3kg＝◯個」と一言では言い切れないんですね。でも、平均値を出せばある程度予測はできます。

キッチンスケールが家にある方は、ぜひみかんの重さを自分でも測ってみてください。思っていたより軽い？重い？そんな発見も面白いですよ。

重さにバラつきがあるのはなぜ？

みかんの重さに差があるのは、いくつかの理由があります。ひとつは「育った環境」。同じ木から採れても、日当たりや栄養の吸い上げ方によって大きさが変わることがあります。

また、果汁の量や皮の厚さも影響します。水分が多いみかんは重くなり、乾燥気味だと軽くなる傾向に。皮が薄くて果肉が詰まっているみかんほど“ぎっしり”重いんです。

つまり、見た目の大きさだけでは正確な重さはわかりません。手に取ってみて「ずっしりしてる」と感じたら、それは果汁たっぷりの美味しいみかんかもしれませんね。

1kgで何個になるか計算してみる

先ほどの測定結果をもとに、1個の平均を110gとすると、1kg（＝1,000g）には 約9個 入ることになります。

計算式はとても簡単です：

つまり、1kgで約9個、3kgで約27個くらいが目安になります。もちろんサイズや品種によって前後しますが、ざっくり計算するにはとても便利な方法です。

S・M・Lサイズごとの違いもチェック

サイズごとに平均重量をまとめてみると、こんな感じになります。

この表を見ると、同じ3kgでもサイズによってかなり個数が変わるのが分かりますね。「たくさん食べたい」「分けたい」ならSサイズが向いていますし、「食べ応え重視」ならLサイズがおすすめです。

品種で重さが変わるのかも？

みかんにはいろんな品種があります。たとえば「早生（わせ）みかん」「興津（おきつ）みかん」「青島（あおしま）みかん」など。それぞれ実の大きさや果皮の厚み、果汁の量が異なるため、同じサイズ表示でも重さが微妙に変わります。

とくに青島みかんは果実が大きめで重く、早生みかんは小ぶりな傾向にあります。そのため、品種ごとに個数が前後することも覚えておくと、購入時の参考になりますよ。

3kgってどれくらい？実際に数えてみた

スーパーで3kg分を買ってみた！

「理屈は分かったけど、実際に3kgってどれくらい？」
そんな疑問に答えるために、今回は筆者自身が近所のスーパーでみかんを3kg分買ってみました。

選んだのは温州みかんのMサイズ。特売で1袋に約1kg入っていたので、3袋購入。カゴの中は意外といっぱいで、「これで3kgもあるの？」とちょっとびっくり。レジで「これで3kgあるんですか？」と店員さんに聞いたら「だいたいそのくらいですよ〜」とのこと。やっぱり目分量ではわかりにくいですね。

持って帰って実際に測ってみると、3,050g。ほぼピッタリ3kg！ワクワクしながら、さっそく数えてみました。

1つずつ数えてノートに記録

袋から1個ずつ出して、ノートに「正」の字で記録。重さもいくつか測って平均を出してみると、1個あたり約108g。前回測定した結果とほぼ同じです。

最終的な個数は28個。やはり計算通りに近い結果になりました。これで「3kgのみかんは28〜30個くらい」と言える自信がつきました！

実際に手で数える作業は、単純だけど楽しいものです。自由研究や家庭での学びにもぴったり。数字がどんどん増えていく感じは、ゲーム感覚でもあります。

サイズごとの個数比較

今回はMサイズ中心でしたが、参考までに別の日にSサイズ（小さめ）のみかんも購入して、同じように3kgで数えてみました。そのときは38個入り。

この差を見ても分かるように、サイズが違うと10個以上の差が出ることも。個数だけ見ると、Sサイズの方が「たっぷり感」がありますが、1個が小さいので満足度は人によるかもしれませんね。

逆にLサイズの3kgだと、20個を下回ることもあります。見た目のインパクトは大きいですが、数としてはちょっと少なく感じるかもしれません。

思ってたより多い？少ない？

実際に3kgのみかんを並べてみると、「あれ、意外と多いかも！」という印象を受けました。袋に入っている状態より、テーブルに並べた方が量感が増すんですよね。

特に家族がいると、「このくらいなら1週間でなくなるね」との声も。みかんは1人で食べてもおいしいですが、家族や友達とシェアするとなおさら楽しいです。

一方で、1人暮らしだとちょっと多く感じる人もいるかもしれません。そんな時は冷蔵や冷凍で保存したり、ジャムにしたりする工夫がおすすめです。

みんなの予想と比べてみたら？

この調査結果をもとに、周りの友人や家族にも「3kgのみかんって何個入りだと思う？」と聞いてみたところ、こんな予想が返ってきました：

• 「50個くらい？」←Sサイズを想像してた

• 「20個くらい？」←Lサイズ基準

• 「30個くらい？」←正解に近い！

人によって、想像するサイズが違うため、予想もバラバラ。でもそれが面白いところですね。

こうした問いかけは、子どもとの会話のきっかけにもなります。「じゃあ一緒に測ってみようか！」という流れで、自然と学びに繋がるんです。

算数で考える！みかんの個数を計算式で出す方法

平均1個の重さから逆算してみよう

実験や観察で「3kgにみかんが何個入っているか」を調べるのも面白いですが、算数の力を使えば、もっとスマートに予測できます。

たとえば、「1個のみかんの重さが110g」だとわかった場合。3kgは3,000gなので、それを1個の重さで割れば「だいたい何個入っているか」がわかります。

この考え方は、**割り算（÷）**を使うだけの簡単な計算です。小学校高学年くらいなら、自分で解ける内容ですね。

3,000g ÷ みかんの重さ = 個数！

実際に計算式を書いてみましょう。

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例：1個110g のみかんの場合

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つまり、約27個という結果が出ます。

ここでポイントなのは、小数点以下は“半端”な個数になるということ。果物は「0.27個」だけ売っているわけではないので、切り捨てて27個と考えるか、「だいたい28個くらい」と四捨五入するかは、用途に応じて判断しましょう。

こうやって「重さ」から「個数」を計算できると、ほかの果物や野菜にも応用できます。例えば「1kgのりんごは何個？」なんて疑問もすぐに解決できるようになりますよ。

電卓があれば小学生でもできる

算数がちょっと苦手…という方も、電卓やスマホの計算機機能を使えば簡単です。

実際、筆者の小学生の子どもも「これ楽しい！」と言って何回も計算していました。「1個の重さを少し変えたら、個数がどう変わるか」を試すことで、計算結果の変化を体感できるのが、学びとしてとても良いですね。

親子で一緒に予想→計算→実物で確認！という流れでやってみると、食育にも算数にも役立つ、まさに一石二鳥の体験になります。

表にまとめるとわかりやすい！

いくつかの重さで計算した結果を表にすると、さらに分かりやすくなります。

このように、重さが10g違うだけでも個数は大きく変わります。視覚的に見せることで、計算が苦手な人でも直感的に理解できるようになります。

授業や自由研究などの資料としてまとめると、見やすくて評価も上がるかもしれませんね！

誤差ってなに？なぜズレるの？

「計算では27個って出たのに、実際は28個入ってたよ？」
こういうズレのことを**“誤差”**といいます。

誤差が出る理由は、みかん1個1個の重さが完全に同じではないから。平均を使って計算すると、多少のズレが出るのは当たり前なんです。

この“誤差”も学びの一部。算数や理科ではとても重要な考え方で、たとえば「平均値」「近似値」などといった言葉にもつながっていきます。

「現実の世界はピッタリじゃない」ということを知るのも、実はとても大切な学びなんですね。

クイズ感覚で学べる！みかんの個数当てゲーム

写真を見て何個か当ててみよう！

ここまで、実測や計算で「みかん3kgは何個くらい？」を調べてきましたが、せっかくならクイズ感覚で楽しみながら学べる方法も試してみましょう！

例えば、テーブルにずらっと並べたみかんの写真を1枚用意して、「これは何個あるでしょうか？」と家族や友達にクイズを出すだけで、場がパッと盛り上がります。

実際にやってみると、予想より少なかったり、多かったりと、人によって答えが大きく変わるのが面白いポイントです。視覚だけで「個数を当てる」って、意外と難しいんですよね。

スマホで写真を撮るだけで簡単にできるので、おうちでも学校でも気軽に楽しめるミニゲームとしておすすめです。

1kg分を見てから3kgを予想しよう

もうひと工夫するなら、「まず1kg分のみかんを見せて覚えてもらってから、3kg分を見せて予想してもらう」やり方も面白いです。

人の脳は、見た情報を“かたまり”として覚えます。1kg＝約9〜10個と覚えた状態で、3kgを見ると「1kgの3倍くらいあるから30個？」と予想できるようになります。

これは、見た目の量感と数学的な感覚をつなげる良いトレーニングにもなります。特に子どもには、「見て覚える→考えて予想する→実際に数えて確認する」このプロセスがとても効果的です。

遊びながら自然に論理的思考が育まれていくんですね。

家族や友達でチャレンジ！

このクイズは、家族みんなでやるのもおすすめです。たとえば：

• パパ「これは25個くらいかな？」

• ママ「私は28個！」

• 子ども「うーん、30個！！」

と、バラバラの予想が出てきて、その場がわいわい盛り上がります。

答え合わせで「正解は27個でした〜！」となれば、「やった！近かった！」「意外と少ないね」といったリアクションも生まれて、楽しいコミュニケーションの時間になります。

同じ写真を使って、友達にもLINEやSNSでクイズを出すと盛り上がること間違いなし。コメント欄で「俺は26個だと思う」「30個に見えた〜」と盛り上がるのも楽しいですね。

記録して競争すると盛り上がる

何回もクイズをやっていると、「だんだん当てるのが上手になってきた！」と感じる人が出てきます。そうしたら、得点制にしてみるのもいいアイデア。

• ピッタリ正解：3点

• ±1個：2点

• ±2個：1点

• それ以外：0点

こんなルールで、家族やクラスで対戦形式にすると、子どもたちも夢中になります。

毎回の記録をノートやホワイトボードに書き出せば、データを整理する力や順位を把握する力も育ちます。遊びながら学ぶって、本当に効果的なんですね。

みかんを使った学びは楽しい！

みかんの個数当てゲームは、ただの遊びに見えて、実はたくさんの学びが詰まっています。

• 量を目で見て把握する力

• 推測して考える力

• 記録して比べる力

• 計算して確認する力

こうした力は、すべて「算数」「理科」「生活科」にもつながっていて、学校の勉強と直結しています。

何より、「楽しいからもっとやってみたい！」という気持ちが、自然と知識を深めてくれるのが一番の魅力。大人も子どもも一緒になって盛り上がれる“学びの遊び”として、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

みかんの数をきっかけに広がる“学び”の世界

算数・理科・家庭科の要素がいっぱい

「みかん3kgで何個？」というたった一つの疑問。でも、そこから学べることは実にたくさんあります。たとえば、

• 算数：重さ÷個数、平均、割り算、小数、表の作成

• 理科：重さの違いや品種ごとの特徴、果物の育ち方

• 家庭科：保存方法、調理（ジャムやゼリーなど）、栄養素

このように、みかんをテーマにするだけで、いろいろな教科の知識がつながっていきます。

たとえば「みかんの保存に適した温度は？」「甘いみかんの見分け方ってあるの？」という疑問を持つだけで、温度管理や糖度について自然と調べることになり、まさに探究学習です。

普段は意識しない「みかん」も、こうして学びの材料にしてみると、ぐっと興味が深まるんですね。

「調べる→まとめる→発表する」力も育つ

今回の記事のように、

• 調べて（実際に買う、測る、計算する）

• まとめて（記録、表やグラフにする）

• 伝える（家族や友人にクイズで共有）

この3つをセットで体験することで、今とても注目されている探究的な学びが自然とできてしまいます。

自由研究や総合学習のテーマにもぴったりで、「自分で調べたことを発表する力」がぐんと伸びます。実際に、こうした活動は中学・高校・大学と進んでも役立つ基礎力になるんですよ。

みかんのような身近なテーマだからこそ、気軽に始められて、内容も深めやすいのが大きな魅力です。

自由研究や授業ネタにも使える

この「みかん3kgは何個か？」というテーマは、小学校の自由研究にもぴったりです。

• 1個の重さを測る

• 3kg買って実数を調べる

• サイズ別の違いを比較

• 表やグラフでまとめる

• 計算式も使って予測と比較する

これだけで、十分なボリュームのあるレポートが作れます。加えて、「クイズ形式で友達に発表」などすれば、より楽しくて印象的な研究になります。

また、家庭科や算数の授業の中でも「食材の量や数の考え方」を扱う導入として使える内容なので、先生や保護者の方にもおすすめです。

実際に手を動かすのが一番の学び

みかんを数えたり、測ったり、クイズにしたり…こうした体験型の学びは、教科書で読むよりもずっと記憶に残ります。

なにより、「自分でやってみる」ことが楽しい。それが学ぶ意欲につながります。

難しい知識を詰め込むよりも、まずは手を動かして「やってみる→わかる→もっと知りたくなる」という流れが、学びの土台になります。みかんはその入り口として最適な素材です。

手に取りやすく、食べてもおいしく、数字でも遊べる。これほど教育向きな果物って、なかなかありません。

「みかんで学ぶ」って意外と深い！

みかんを3kg買って数える――一見、なんでもない日常の中に、これほど多くの学びが隠れていたなんて驚きですよね。

「楽しい」と「学び」が自然とつながる体験。
それこそが、これからの時代に求められる「探究力」や「思考力」の育て方です。

家族で、学校で、友達と。
ぜひ一度、「みかん3kgで何個？」の世界を、体験してみてください。

まとめ

「みかん3kgって何個？」という素朴な疑問からスタートして、実際に買って測って数えてみたり、計算したり、クイズにしたりと、自由研究のような体験を通じてたくさんの発見がありました。

結果として、みかんの個数はサイズや重さによって変わるものの、Mサイズならおおよそ27〜30個前後が目安。Sサイズならもっと多く、Lサイズなら少なくなります。

でも、それ以上に大事なのは「どうして？」「なんでこうなるの？」と興味を持つこと。みかんという身近な存在が、算数・理科・家庭科、そして探究心を育てる絶好の教材になることがわかりました。

みなさんも、ぜひご家庭で「みかん3kgチャレンジ」、やってみてくださいね！